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  • 執筆者の写真Wedding Planner ERI

空気感の大切さ


こんにちは。

毎日少しづつ暖かくなり、過ごしやすい季節になってきました。

桜の満開時期も近づいてきて、気持ちが上がってくる季節ですね。

冬の間、ひきこもりであった私も、そろそろ外活動始めます^ ^;

さて、そんな先日、あるお祝いの日に、私、あるお寿司屋さんに行きました。

(実は私はお酢が苦手なので、お寿司屋さんに行くことは珍しいのですが)

そのお寿司屋さんは、カウンター過去2、3回は行ったことがあり、

お酢が苦手な私でも美味しいと思うお店です。

食べログ評価もかなり高め、本格的なお寿司屋さんです。

いつも、お店の店主さんと、裏のキッチンにお弟子さん(?)、

それと必ず、

接客担当のお着物を御召しになった女性がお一人、

3名のスタッフで迎えてくださります。

今回も、いつも通り3名のスタッフでお迎えしてくださり、

美味しくいただいていたのですが、、

いつもと違ったのは、空気感。

今までは、温かな雰囲気で、店主と気さくにお話をしながらいただいていたのですが、

今回はどうも.....様子がおかしいな....

気のせいかな....

なんて思っていたその時、

カウンターの隣にいたお客さんが日本酒をオーダーしたのです。

女性のスタッフが、冷蔵庫から一升瓶を出して、徳利にお酒を注いで、、、

グラスとともにお客様にお酒を出しました。

その直後です。何があったかはわかりません。

突然、店主が、カウンター内でその女性に詰め寄り、

小さな声ではありましたが脅すような口ぶりで何かを注意し始めました。

店主は大柄で、迫力、気迫があるタイプ。

女性はおそらく店主よりも年上じゃないかと思う小柄の女性です。

その女性スタッフは完全に怯えていました。

女性スタッフが何かしらミスをしたのだとは思います。

でも、あまりの恐怖の光景に、悲しい気持ちになりました。

そこからは味の記憶がありません。

日本のウェディングの現場でも、実はよく見かける光景です。

キャプテンが、現場のサービススタッフに怒鳴り散らす。

私が若い頃も、実はそういう光景を見るのは日常茶飯事でした。

おそらく、今も結婚式場ではそういうことって行われていると思います。

もちろん、ミスをしたら注意をしなくてはいけません。

それが、サービスを提供するお客様のため。スタッフが同じミスを繰り返さないため。

でも、、、

それは、お客さんの前ですべきではない。

味が美味しくても、評価が高くても、その場所にいた思い出は最悪です。

今回のお寿司屋さんにはネガティブなイメージが強くこびりついてしまいました。

おそらく、自ら進んであのお店に行くことはないかな。

空気感って、目には見えないものだからこそ、一番大切。

見ないふりしていても、感じてしまうのです。

感じた気持ちは、とり返しがつきません。

だから、私がサポートしてくださるスタッフを選定する時、

気持ちよく当日が過ごせる人材であるかを最重視しています。

どんなに素晴らしい術を持っている人材でも、

当日の空気感を壊すようでは一緒にお仕事をするわけにはいかないんです。

外出すると、少なからず『気付き』があるものですね。

改めて、お勉強になったお出かけでした。

素敵な空気感を作る達人になりたいな。

GARBO WEDDINGS & DESIGN

ERI ISHIDA


Wedding Team

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