こんにちは。
GWは皆さまゆっくり過ごせましたか?
今年は帰省も旅行もできずでしたが、
こんなにのんびり過ごしたGWは初めてかも...
早くウィルスが落ち着いて、のびのびと過ごせるようになることを
毎日願っています。
さて、先日、Instagramのストーリーで
「ブーケの意味って考えたことあるかな?」
ってアンケートを取ってみたんです。
そうしたら、、、、、
回答の69%が「いいえ」
だったのでした....^ ^;
あれ?? そんな感じ??
そして、反省。
私、ウェディングのお仕事して随分長く、すっかり刷り込まれてしまっていたけど、
全然当たり前じゃないですよね。
プランニングしていく中で、お二人の意見や考えを大切にしているので、
あまり押し付けがましい「教える」っていう感じが苦手なので、
ひとつひとつ拾い上げてウェディングの知識をお伝えしているわけではないのですが、
ここは皆さんに知っておいてもらっても良い情報かも、、、と思ったんです。
ブーケのデザインを考えるうえで、
花嫁がブーケを持つ意味。
忘れないようにここに記しておきます。
どうして世界中の花嫁が当たり前のようにブーケを持っているのか、、、、
それは昔々、中世ヨーロッパからの言い伝えに由来します。
ある一人の青年が、愛する人にプロポーズすることを心に決めました。
その愛する彼女に真剣な思いを伝えるため
彼女に会いにいくまでの道中、
彼女のことを思い、お花を1本1本摘んで
一生懸命に花束(ブーケ)を作り、
そしてやっと出来上がったその花束(ブーケ)を彼女に渡してプロポーズをしたんです。
今で言う、婚約指輪のリングケースをパカッみたいなイメージですね。
ものすごくロマンチックな彼、素敵です(^ ^)
そして彼女は、その花束の中から1本のお花を抜き取り、
彼の胸元に挿して、
「あなたの愛をお受けいたします」
と答えたそうです。
そう、その胸に挿したお花が、新郎の胸に付けている「ブートニア」です。
その後ふたりは幸せな結婚生活を送りました。
めでたしめでたし(^-^)v
ブーケにはこんなに素敵な意味が込められているのです。
花嫁の持つブーケというのは、
『男性から女性への愛の証』 なんですね。
つまり、結婚式で花嫁がブーケを持っているのは、
ふたりの愛が成立した証なんです。
最近はコンセプトやドレスにあわせて、お洒落ばかりに気を取られて
ブーケデザインを決めがちで、
それはそれで、とっても素敵なのですが、
“男性からの気持ち” と捉えてデザインを考えていくのも良いかもしれません。
彼の意見を取り入れてみるのも良いと思います(^-^)
そして、プレゼントしてもらうなら、やっぱり「生花」がロマンチックですよね。
最近の造花はクオリティが良いので、造花で安く作ろう!と言う方もいますが、
造花ブーケを持ったBrideのブーケの扱いの雑さ。。。 ちょっと気になります^ ^; 苦笑
生花で作られたブーケは、、繊細で、しなやかで、儚いからこそ、
Brideも Groomも、そのブーケを大切に扱い、
そこに思いが入り、
上品な仕草、
愛でる眼差し、
になるわけです。
ウェディングのアイテムには全てに意味があります。
面倒でもひとつひとつの意味を調べてみると、
そのアイテムを準備する思いが変わるかもしれません。
あまり知識を押し付けるのは好きではありませんが、
一つの情報として、知ったうえで考える、と言う作業は大切なのかもしれないな、と
改めて思い、今回は初心に返ったお話を書かせて頂きました。
ぜひ、気になることがあれば、どんどんお尋ねください^ ^
GARBO WEDDINGS & DESIGN
ERI ISHIDA
Comments