Wedding Planner ERI
ウェディングの意味 〜結婚式をする人・しない人〜
こんばんは。4月に入り温かな日が続いています。
東京は桜の満開の時期を迎え、もう早々葉が出てきて
緑色のグラデーションになってきた頃ですね。
新型コロナウイルスのワクチンもまもなく高齢者から接種が始まるとのこと、
少しづつでも感染拡大が収まってくることを願います。
そんな中で、世の中からチラホラと聞こえてきた
「結婚式どうする?」の声を取り上げて今回は書きたいと思います。
【Contents】
新型コロナウイルスが感染拡大して、もう1年、
会食なども自粛を叫ばれているので、
去年から今年ご婚約された皆様はウェディングについて
どうしたら良いの?
結婚式は挙げるべき?
挙げなくても良い?
などなど悩まれている方もいらっしゃると思います。
早々に結婚式を挙げないという決断をしてしまう皆様は、
あまりウェディングについて調べたりすることもないと思うので、
この声が届くことはないかもしれませんが、、、
それでも、結婚式をしなかったことで後悔する人が
一人でも減りますようにという思いを込めて、
ウェディングプランナーとして「結婚式を挙げる意味」について綴ります。
1. 結婚式を挙げる理由・挙げない理由
結婚式を挙げる人と挙げない人がいるわけですが、
それぞれどんな理由でその選択をするのか、ご紹介します。

【1】結婚式を挙げる理由
・親孝行として、親に喜んで欲しいから
・ふたりの中でケジメとして
・周りがみんな結婚式をしているから
・結婚式に憧れがあったから
・これまで支えてくれた周りのみんなに感謝を伝えたいから
これらが理由としてよくあがる答えです。
でも、皆様、結婚式をしたあとには、
当初の予想以上の満足度を感じてくださっています。
「もう一回、ウェディングやりたいです」
「結婚式ってもっと高い値段で良いと思いますよ」
「また何年後かにアニバーサリーで会を開きたいです」
なんていう感想もよく頂きます。本当にありがたいことです。
【2】結婚式を挙げない理由
・結婚式に興味がない、魅力を感じない
・ウェディングドレスを着たいと思わない
・お金がもったいない
・子供を授かったから
・面倒だから
挙げない理由のやさぐれ感〜 笑
もちろん、それぞれ価値観は尊重したいので、
ふたりとご家族とで、じっくりと話し合って
結婚式はしない決断をしたなら、それも良いと思います。
ただ、「なんとなく」とか「面倒だから考えない」は無しにしてほしい。
後で人生を振り返ったときに後悔することになるかもしれません!
しっかり考えたうえで決断をすることを強く!強く!オススメしたいです。
2.ウェディングはした方が良い理由
次に、ウェディングプランナー として、
どうしてウェディングはした方が良いと考えるのか、
そんなにウェディングに価値があるのか、
その理由をまとめます。

【1】自分の決断に責任を持てる
日本の結婚式では、挙式よりも披露宴の方が印象深いかもしれませんが、
ウェディングで一番大切すべきなのは、「挙式」です。
ご参列の皆様の前で、誓い(宣言)をすることになります。
「これからの人生、病めるときも、健やかなるときも、
二人で手を取り合い生きていきます」
そう。皆様の前で誓うのです!
誰でも、自分の口で、しかも!
自分にとって大切な人達の前で発した言葉には
責任を持ちますよね?
ゲストの皆様は、その発した言葉を信じるのです。
祝福してくれた皆様の思いを無下に裏切ることはできません。
自然と、自分の決断に責任を持つようになり
その責任により、人としてまた一歩成長できるはずです。
その言葉を皆様の前で発するか、発せずに人生を送るかの
違いは予想以上に大きいのです。
【2】予想外の感動を味わう
結婚式の準備は、ご新婦が主体的に動くことが多く、
女性は細やかな気遣いや思いを持って、とても頑張ってくださる方が多いです。
もちろんご新郎も積極的に協力してくれる方もいますが、ケースとしては少なめ。
だけどね。ウェディング当日、誰よりも感情的に喜んでくれるのって、実はご新郎(´∀`)
それまで結婚式になんの興味も示さなかったご新郎が、
当日を迎えたら、誰よりも感動し、そこに集まってくれた方々に感謝を思って
涙涙に皆さんにメッセージを伝え出す。
そういうシチュエーション、実はとっても多いのです。
そうです。結婚式に興味がない人こそ
ピュアに、エモーショナルに、結婚式に感動を見出したりします。
【3】周りの方に支えられていることを実感する
結婚式の日、ゲストがいるときも、いないときも
たくさん「おめでとう」という祝福の言葉をもらえると思います。
特に、ゲストがいるときには、その日その場所にふたりをお祝いするために
それぞれ自分のスケジュールを調整して集まってくれるのです。
つまり、何よりも二人をお祝いすることを優先して
「おめでとう」を伝えに集まってくれるのです。
そんな状況を目の当たりにしたら、走馬灯のように
自分達が周りの皆様に支えられて生きてきたことが頭に浮かび、
自然と温かな、皆様への感謝の気持ちが湧いてくるのです。
この先も、集まってくださった皆様との関係は続くはずなので、
こんな特別な感情が湧く機会を逃さないで欲しいな、、、と思います。
【4】これからの人生においての幸せの基盤を作ることができる
結婚式は、これまで、自分が主体であった人生から
ふたりの人生に移り変わる、言わば「人生の新しいチャプター」が
始まるタイミングです。
そのタイミングで、「自分ひとりが感じる幸せ」から
「ふたりの幸せ」にシフトをすることになります。
(ふたりの幸せっていうのは、ふたりで共感できる幸せっていう意味ですね。
もちろん、引き続きひとりで感じる幸せもあって良し)
だから、ふたりの人生が始まるタイミングで、ふたりの幸せのベースを
作っておくことをオススメしたい。
まず、結婚式当日を最高の幸せと感じるとします。
そこをベースにして、その最高の幸せをこの先どんどんと更新していって欲しいのです。
もちろん幸せは数値で測れるものではありませんが、
何年後、何十年後に
「結婚式のとき、すごく幸せだったけど、今はもっと幸せ!!」