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  • 執筆者の写真Wedding Planner ERI

本質を見極める


しばらくお知らせばかりのブログになってしまい、

ご指摘を受けそうなので、、、、

今日はちょっと小話を綴ろうかなと。


お題は、ブログのタイトル通り「本質を見極める」。

ざっくりです^ ^;


この場なので、結婚式を絡めてのお話なのですが、

「本質を見極めて物事を判断しているかどうか」と言うこと。


結婚式の【準備】に焦点をあててお話すると、


「何のために結婚式をするのか」


「どんなウェディングにしたいのか」


ということをしっかり考えていますか?



さらに言えば、


その考えの軸が揺らいでいませんか?


ウェディングの本質を自分なりに理解して、自信をもってその日を迎えられますか?



新郎新婦様とお会いして、漠然としたご希望イメージや、理想をお伺いするのですが、

この時点でよく出てくる言葉としては


「ゲストに楽しんでいただきたい」

「アットホームにゆったり過ごしたい」


という言葉。



この時点で、「とにかく綺麗に見られたい」「自分達がこう楽しみたいんです」

という言葉はまず聞いたことがありません。


つまり、この時点で、【 自分 < ゲスト 】の比重で考えていると思います。



でも、、、でも、、、衣装を決めたり、予算の調整をしているうちに、

すっかりその言葉が消え失せて、一切出てこなくなるんです。


ゲストのことを考えていないわけではありません、


でも、ついつい、自分達のことを優先で考えているうちに、

自分達ファーストになっちゃった。。。

予算は、自分達の身の回りにかけてしまって、その他は後回し。。

なんてこと、心当たりある新郎新婦様って実は多いとは思います。

口には出さないけれど、ゲストの対応はこのくらいで良いだろうって。



もちろん、自分達で、じっくり考えたうえで「軸」を動かすならそれで良し!です。


ただ、当日を迎えたときに、

「あ、、、自己満足になっちゃったな」

「ゲストのためにこういう準備するべきだったな」

という気持ち、出てこない自信ありますか?



一時の気持ちの盛り上がりで軸を動かしてしまうと、

薄っぺら~いものができてしまう可能性があります。

薄っぺらさを感じるウェディング、ゲストも楽しんでくれるでしょうか?

それでも、ゲストが「可愛いね~」と思ってくれるのは

20代前半くらいまでかなぁ?



そんなことにならないために、

自分達の考えはしっかりと掘り下げて、揺らがない自信にすること



とは言え、予算の調整はもちろん大切です。

ゲストのおもてなし分で予算の調整をするならば、

それを補うだけの内容をじっくり考えましょう。

費用をかける=おもてなし、というわけでは決してありませんからね。



ウェディングは、手取り足取り

言われるがままの七五三とは違います。



自分達で取りしきることができる自分達のための行事。



物事の本質を見極めて、

自分達の心にも、ゲストの心にも、偽りのない、

しっかり長持ちする、価値あるウェディングを迎えましょう。



私は、

その工程の経験と、

当日感じた気持ち、

その日作られた記憶に、

結婚式をする意味があると思っています。







Photography: Visionari


Hair & Make-up: Satomi


Dress: Lierre Wedding Gown


Planning:

Le Coeur Hawaii & GARBO WEDDINGS









GARBO WEDDINGS & DESIGN

ERI ISHIDA

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